レースぺディアは自動車レースの専門用語辞典です

バルブスプリング(VALVE SPRING)

エンジンの吸排気バルブを開くのはカムの役目だが、閉じる役割はバルブスプリングが担う。バルブはバルブスプリングの反発力により常に閉の方向に力がかけられており、その力に逆らう方向にカムが力をかけてバルブを開く。コイルスプリングを用いるのが普通だが、F1エンジンではスプリングを用いないニューマチック方式を採用している。これはスプリングの力の代わりに圧縮空気の力を利用したもので、カムの動きに対する追従性が非常に高く高精度なバルブ開閉を可能にし、それにより高回転域におけるサージングを減少させ、F1エンジンの高回転化に貢献した。