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カート(CART)

アメリカ独自のフォーミュラである「インディカー」を用いたチャンピオンシップレースを運営していた団体「Championship Auto Racing Team」の頭文字を取った呼び名。2003年に経営破綻し、現在チャンピオンシップシリーズは行われていない。このシリーズの特色はサーキット(ロード)、公道コース(ストリート)、オーバルコース(オーバル)の3種類のコースでレースが行われていた事。かつてインディ500マイルレースがオーバルのレースとしてシリーズの1戦に組み込まれていたが、同レースを主催するインディアナポリス・モーター・スピードウェイ(IMS)がCARTから独立し、オーバルコースのみのシリーズレースIRL(インディ・レーシング・リーグ)を発足させた。「インディ」はIMSが持つ商標であるが故にCART側はインディカーと呼ばれていたマシンの呼び名を変更せざるを得ず「チャンプカー(Champ Car)」とした。CART経営破綻後の2004年からはOWRS(Open Wheel Racing Series)が全資産を買い取り、シリーズを引き継ぐ形でCCWS(Champ Car World Series)が始まったが、その後IRLやNASCARのオーバルレースが隆盛を見せる一方でシリーズは存続自体が難しくなり2008年の1レースの運営をもってCCWSはシリーズを終了し、チャンプカーの歴史に幕を閉じる事となった。