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カート(KART)

レーシングカートとも呼ばれる。直径30mm程の金属パイプを組み合わせて作られたフレームにエンジン、ステアリングホイール、スリックタイヤ(4個)、ブレーキ、バケットシート等が付いた非常にシンプルな構造のレーシングマシン。大きさは全長約1.5m×全幅約1.2m程度。タイヤのサイズは外径がおよそ10インチ(1インチ=25.4mm)。重量は全体でおよそ65kg。最も手軽にモータースポーツを体験出来るカテゴリと言える。しかしながらクラス分けは上下幅が非常に広い。日本ではJAFが行っている全日本選手権を頂点とし、その下のカテゴリとして地方選手権、ジュニア選手権がある。さらに下のカテゴリとして各地に様々なローカルレースが存在し、それぞれのレギュレーションにより使用出来るフレームやタイヤ、エンジンに規制がある。カート最大の魅力は自動車免許を必要とせずに本格的なモーターレーシングに参加出来る事。レンタルカートレースのような低いクラスでもドライビングを学ぶという点で得られるものは大きい上にかかる費用は4輪レースに比べ圧倒的に小さく済み、レース進行は4輪レースを踏襲しているため、幼少からレース経験を積むならこれほど条件の良いカテゴリは無いであろう。また参加ドライバーには将来4輪レースでプロドライバーになる事を目標としている若手が多く、どのクラスでもトップ争いは鮮烈を極める。