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自然吸気エンジン(NATURALLY ASPIRATED ENGINE)

エンジンが膨張行程にある時、ピストンが下がりシリンダー内の空間容積が大きくなる。この時シリンダー内の圧力が下がり大気圧よりも低い負圧となる。この時吸気バルブが開いて圧力の高い大気から圧力の低いシリンダー内へと向かって、霧状の燃料と混ざり合いながら空気が流れ込む。エンジン内に出来た負圧を利用して外から空気を吸入する(正確には空気が流れ込む)方式を取るエンジンを自然吸気エンジンと呼ぶ。一方ターボチャージャーやポンプ等の過給器を用いて大気圧よりも高い圧力で積極的に加圧して空気を送り込む方式を過給方式と呼ぶ。過給方式は過給器の性能によって吸気圧を大気圧よりも高く設定出来、大きなパワーを得る事が出来るが自然吸気方式の場合は負圧を利用している為吸気圧は大気圧(0.1013MPa)より大きくなる事は無い。その為高回転域では、ある回転数以上から吸入効率が次第に落ちてくる。