レースぺディアは自動車レースの専門用語辞典です

タービュランス(TIRBULENCE)

高速走行中にマシンの後方に生じる乱気流の事。これは高速走行中のマシン後方に発生する負圧(大気圧より低い気圧)が引き起こすもので、大きな気流の乱れが発生する事により、後方を走るマシンのダウンフォースを低減し、特にコーナリング中では後続マシンの挙動に悪影響を与える点でスリップストリームとは区別される。タービュランスの大きさはマシン自体の加速性能にも影響する。流体(空気)は圧力の高いところから低いところへ流れようとする。その為、マシンの前方に高い圧力、後部に低い圧力があると空気の流れがマシンを後方に引っ張るような力を及ぼし、加速力の低下に繋がる。車速の特に高いF1では発生する負圧領域も大きく、その為、後方へ流れる空気を整流し負圧の発生を極力小さくしようとするエアロダイナミクス開発が進んだ。