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油圧回路(OIL PRESSURE PIPING)

オイル(フルード)を加圧することによって力を伝達するシステムのこと。ブレーキ装置には油圧が用いられている。ドライバーがブレーキペダルを踏むとマスターシリンダーのピストンが押され、シリンダー内でブレーキフルードを加圧するとパイピング、ブレーキホース、ブレーキキャリパー内で均一に圧力が高まる事でキャリパー内のピストンに力を伝える仕組みになっている。これは密閉された室内に満たされた非圧縮性流体の一部に面圧を掛けると室内の全ての部分に均一に圧力が伝わるというパスカルの原理を利用している。圧力が均一にかかるのであるから、キャリパー内のピストンも面積が大きければその分パッドを押す力は大きくなるが、キャリパー自体の大きさには限度があり、またレギュレーションでピストンの数も規制されている。